露プーチン大統領・年末恒例記者会見

プーチンの"本音"とは…

19日、ロシアではプーチン大統領、年末恒例記事会見が行われた。

4時間半、約2000人の記者が集まり休憩も無かった。

プーチンからの質疑応答を取りたいがため、ジャーナリスト達は自社の名前入りのボードを一斉に掲げ、会場は異様な雰囲気であった。

世界各国のメディアからの質疑応答の中で特に注目したのは…

プーチンの大統領任期についてである。

"ロシア憲法では、2期連続以上はできない。"

ということになっている。

現在、プーチン大統領は2024年までの任期となっている。以前の2000年に大統領に就任した時は、2期務めた後にメドベージェフに一旦大統領を譲り、そして再度、大統領に返り咲いたのである。

では、次回も同じようにメドベージェフに譲り、また2030年に大統領となるのか??…

このことについてプーチン大統領は…

「憲法の2期連続以上はできない。この項目を削除してもいいのではないか。」

と話したのである。

この発言に対して、様々な憶測が出ている。

プーチンは、これを非常に"曖昧"な言い方に留めているからである。

私見ではあるが、これはプーチンが憲法改正し大統領を続投することを示唆しているのではないかと見ている。

さて、もう1つ注目するべきこととして…

「支那とは軍事同盟は結んでいないし、その予定も無い」

とも発言したのである。

ロシアと支那は準同盟国と言ってもいいほど緊密な関係にあるにも拘らずにだ。

ただ、ロシア、支那との間には、ロシアのレーダーサイト技術の支援ということで話は詰められているのである。このロシアのレーダー技術につては…

「この技術によって、支那の防衛能力に質的な影響を与えることになる」

とも話しているのである。

「このレーダーサイト技術、世界でこの技術を持っているのは、米国とロシアだけだ。」

プーチンはこのようにも言及している。

そしてこの技術は攻撃を促進するのではなく、領土防衛を目的としたものであるのだ。弾道ミサイルの発射を検出し、軌道を即座に計算、その情報を司令センターに伝達する特別な技術的複合体。即ちミサイル攻撃を最も早い段階で発見できるというものであるのだ。

この技術支援により、支那の防衛能力は格段に増すこととなり、我が国にとっても重要な問題だと言えるであろう。

ともあれプーチンの真意はどこにあるのか??…

米国トランプ大統領が「弾劾」されたことに対しては、トランプの援護射撃的発言をしている。

この恒例記事会見とは別のことになるが、以前プーチンは、我が国との北方領土問題について…

「引き分け」という発言をしたことがある。

プーチンが言うところの「引き分け」とは…

1.日本は北方四島全域のロシア主権を認める。

2. その上で、日露平和条約を結ぶ。

3.日露経済協力という名の下、日本はロシアを経済援助する。

4.以上三点の変わりに、プーチンは日本に笑顔を見せてくれる。

これこそがプーチンなのである。

日本国内には未だプーチンは親日家などと、世迷い事を言っている人達が多いようだが…

本当の外交、本当の国益とは何かを考えていくことこそが肝要なのである。

プーチンの真意を見極めるくらいのリテラシーを身につけるべし。

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