我が日本の対中姿勢への不安

我が日本の対中姿勢への不安

天皇陛下の即位の大礼に参列するために来日したのを契機に、支那・王岐山副主席とわが安倍総理との会談が行われた。

メディアの報道では、安倍・王会談では日中関係を安定的に発展させることを確認し、来春の習近平国家主席の国賓としての来日に向けて弾みをつけたい考えが示されていた。

200国会における安倍総理の所信表明演説

「日中新時代を切り拓きます。来年の桜の咲く頃に、習近平国家主席を国賓としてお迎えし、首脳間の往来だけでなく、経済交流、青少年交流など、あらゆるレベルでの交流を拡大し、日中関係を新たな段階へ押し上げてまいります。」

とあり、総理は支那との関係を積極的に推し進めるようである。その安倍首相には「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」という認識もあるようだ。

このような安倍総理の発言に納得していない者、または理解できない者は少なく無いであろう。支那がわが国の尖閣海域に軍の下に入った海警の艦船を自国の領海という認識の下に侵入させたり接続水域を遊弋させたりしていることが一番の要因であろう。

それも、わが国漁船を追い回したりもしているのだ。さらに、わが国民を「スパイ容疑」等で拘束もしている。中にはスパイ罪で有罪判決を受けている者もいる。しかし、それらの拘束や有罪判決には釈然としないものがある。わが国には情報活動は存在しても諜報活動など存在しないと思うが、政府が「公然と」クレ-ムをつけない、或いは、対抗策をとらないのはまさかわが国も支那等のように諜報活動をさせているからというわけでもあるまい。

安倍総理も即位の大礼に先立って外務省・防衛省・防衛研究所に勤務経験がある北海道教授が拘束されたという報道がなされていることについては承知しているはずである。これも多分にスパイ容疑を理由とするものであろうが、被拘束者の経歴からしてその者からわが国の情報を手段を講じて聴取する意図もあるのかも知れない。

安倍総理はその事実を報道から以上に承知しているのではなかろうか。支那国はわが国で諜報はもとより、工作活動もしているのだ。好きなように大手を振り勝手気ままに諜報・工作活動をしているのである。そのような国家ととても「正常な関係」には無いと思うのだが。…

その安倍総理が国賓として迎えようとしている習中華人民共和国による新彊ウイグル自治区のムスリムに対する扱いは米英等一部国際社会で問題とされ国連人権理事会が人権侵害の即時停止を求めているところである。

信仰の民の国チベットでもその地の人権を損ない文化を破壊しているようだ。

香港では習中華人民共和国政府の手足となった香港政府の抑圧政策に抗して香港市民が長期にわたって激しいデモを行っている。これに対して政府側によって陰に陽に人権侵害行為が行われていることはこんにちでは公然の事実である。

安部総理がそのような支那との関係強化を推進する姿勢に納得しない者あるいは理解し得ない者は少なく無かろう。安倍首相は「経済交流、青少年交流など、あらゆるレベルでの交流を拡大」するというが、監視国家中華人民共和国との経済交流等にはいわば人質をその国に提供する性格がかなりある。

報道界ではわが国のTVが支那に関する報道に手加減をしているのはその国と交流がありその国の脅威に慄くスポンサ-企業からの直接間接の圧力があるからである。否、米国が支那の国策機関としてみなしているCCTVを局内に置くNHKもまた支那報道に手加減しているのだ。否々、安倍総理自身、靖国参拝を控えて金で済ませ、野党でさえ支那の人権問題一つとり上げないのは支那を忖度してのことと思われる。

NHK敷地内にある CCTV

安倍総理のかつての見解であったはずの尖閣に公務員を置く

どころか、わが国民を尖閣から遠ざけているのもそうだ。支那との交流には実質わが国およびわが国民の尊厳と自主・自由の放棄の性格があるのだ。

少しく繰り返していえば、支那との交流を進めることは精神的にも身体的にも経済的にも人質・貢物を提供するか、あるいは事に直面して受忍・犠牲・被害を覚悟するに等しい。

わが国は中国人による蛮行が繰り返された数度の南京事件でも巖とした姿勢をとった欧米諸国と異なりその都度寛容な姿勢をとった。惨かった通州事件においてさえ然りだ。挙句には中国軍による昭和12年の南京住民虐殺事件はわが皇軍の所為にされた。それでもわが国は中華人民共和国の発展に協力し支援した。「盗人に追い銭」を重ねたのだ。

もちろんその裏には一部財界人や金を重んじた感じがする田中角栄元総理一派の思惑もあった。安部総理の最近の対中姿勢も財界や金の思惑があるのは明白である。私自身、金の重要性は否定しない。

しかし、汚れた金は評価できない。況してや弱小国に高利貸しをし資源等を奪い、その上血にまみれているような悪辣な国の金は御免こうむる。

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