中国崩壊への考察「グローバル金融資本が進める経済難民の日本流入」第四稿 2016-07-28

今現在、中国政府、銀行はまだ企業や個人に対して返済しろと云う圧力はかけてはいない。しかし現状、「シャドーバンク」などから借り入れし、借金で借金を返済する状態にまで来ていることは確かである。ミンスキーモーメントへ向かってはいるが貸し出ししてくれる所がまだまだあので未だ続いているのだ。ミンスキーモーメントの論理から考えれば先に伸ばせば伸ばす程、弾けた時の反動は大きくなるのだ。日本でも株式市場1989年12月に38900円をつけピークだった。そしてミンスキーモーメントを迎え94年、5年程のタイムラグがあり崩壊したのだ。よく言われる「失われた20年」地獄の苦しみが始まった訳である。なので支那はまだ「経済崩壊していないではないか?」「失業者もさほど出ていないではないか?」と云う考えは捨てなければならない。我々に映っているのは、支那経済での狭間の時期なのでどうしても目に見えて来ていないだけなのだ。支那はまさに現在ミンスキーモーメントを迎えようとしていて、これが始まれば世界経済をも巻き込み悲惨な事になり得る。市場と云うものは心理ゲームであることから、どうしても行き過ぎてしまうものなのだ。ここを注意していかなければならない。

ジョージソロス… 私個人はこの人物は信用してはいないが、そのソロスからして「市場の現状の適正価格と実態のないバブル価格には必ずズレがある」と話しているくらいなのだ。人間の認識のギャップと言えよう。実態で借金はあるが資産の価値の方が大きいから大丈夫だと云う事では無いのだ。バブルと云うものは常に実態が無く、バブルと崩壊は必然なのだ。しかし支那共産党ならではの解決法があるのだ。

日本も米国もミンスキーモーメントが来て崩壊したと云う経験がある。日本は不動産、株式のバブルで、米国は住宅バブルだった。日本のバブル以前の非金融企業の債務はGDP比175%で、これが日本のだいたいの正常指数である。これがミンスキーモーメントを迎えた時には210%に膨らみ、バブル崩壊、そして徐々に改善されその後、176%と落ち着き現在に至った。米国では住宅バブルだったので家計債務となるが、バブル前の2001年のGDP比は76%… そしてミンスキーモーメントが来たのが2008年。その時のGDP比は97%で2013年には81%と安定した。

 さてそして支那である。支那バブルのミンスキーモーメントがいつ来るのかは解らないが、バブル発生以前が2008年とするとGDP比117%だ。そして、上海株式のピークが2015年、5000ポイントまでつけた。その時が201%… そして未だミンスキーモーメントは来ていない。現在2017年なので予想であるが220~250%位にはなっているのではないかと考えられる。しかもシャドーバンクからの借り入れもどれ程の規模なのか?……

 一切表面化していないので凄まじい数字になっている事だけは間違いないであろう。要は先延ばししているだけの状態なのだ。そして支那中央政府には知られず地方の役人が豊かになろうと勝手に投資しているものもあるので、政府も把握していない借金が膨大に膨らんでいる。中央政府は、地方の事は地方任せなのだ。であるからゴーストタウン化し「鬼城」と呼ばれる人が全く住んでいないマンションが国中に建ち並んでいるのだ。ゴースト化している訳だから実際、実需は無い。全て無駄な投資になっている訳だ。それが莫大な債務として残っているのである。一体どう処理するつもりなのであろうか。

このままミンスキーモーメントを迎えたら支那共産党は如何するのか?…

これはまた次稿にて

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